お客さまに一生懸命なセラピストが陥る罠
BAAB DEE DEEに来る生徒さんは、初心者から現役セラピストまで様々です。
その中で、現役セラピストさんに多いお悩みが、
✓自己流になってきてうまくいかない
✓(サロンの研修しか受けていないから)習ったタイマッサージは本物なんだろうか?
✓施術していて疲れる(身体が痛くなる)
の、3パターンが多いように見えます。
自己流になってきてうまくいかない
自己流といっても色々ありますよね。
良い意味で自分のオリジナルの施術になっていれば、問題はありません。
タイマッサージメニューなのに全然違うことをしているのは、
営業上問題はありますが、
お客さまにとって良いことであれば気にする必要はないでしょう。
問題なのは、基本を崩していった自己流で、
全く手技の意味をなしていない場合と、
自分の身体に負担がかかってきている場合です。
姿勢を崩してしまっていると、
圧が入らなくて腕力になっていたり、
皮膚表面だけ痛い、なんてことにもなります。
習ったタイマッサージは本物だろうか?
これは実際に様々なセラピストのタイマッサージを受けたり、
スクールの先生のマッサージを受けてみるといいと思います。
本物のタイマッサージと一言で言っても、
セラピストの数だけ、スクールの数だけ、
特徴はあります。
広い目で周りを見てみることをおすすめします。
余裕があれば、ルーツのはっきりしたスクールで学びなおしてみるのもおすすめです。
施術していて疲れる(身体が痛くなる)
これは、早急に施術姿勢の見直しをするといいでしょう。
自分で施術姿勢を色々な角度から写真を取ってみるのもおすすめです。
タイマッサージは、重力とテコの原理を使いますので、
本来、そんなに疲れるものではありません。
ヒジやヒザも使えるので、セラピストの身体に優しいマッサージと言われています。
もちろん一日中働いていれば疲れることもありますが、
施術の途中で腰が痛くなってくる、首が痛くなってくる
ということがあれば、施術姿勢を見直す必要があります。
かかと座りはできていますか?
背筋(腰)は伸びていますか?
ヒジは伸びていますか?
顔は上げていますか?
一生懸命なセラピストさんは、
「強めで…」というお客さまのために、
必死な形相で、体中に力を込めて圧していることが、よくあります。
そんな時、顔はのぞき込むようにしていて頭が下がっている、
必死な余り、ひじは曲がり、背中も丸まってる。
これでは、頭の重みと背中の筋肉が引っ張られて、
腰に多大な負担がかかります。
腰を楽にする施術をしながら、
セラピスト自身が腰を痛めていては元も子もないですね。
しかも、そんな時は大抵、
出したパワー分、お客さまには届いていないのです。
がんばり損。
なので、自分が必死になってるな、と思ったら、
施術中腰が痛いな、と思ったら、
施術姿勢を見直してみましょう。
かかと座りはできているか?
背筋(腰)は伸びているか?
ヒジは伸びているか?
顔は上げているか?
それだけでも、だいぶ楽になると思いますよ。
ぜひお試しください!
コチラもおすすめ≫かかと座りが痛い問題について
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