こんにちは!
今日は、チェンマイのスクールで1000時間以上授業に参加し
日本でのべ100名以上の方にレッスンをさせていただき
様々なセラピストさんの学ぶ姿を見てきたわたしが感じた
タイマッサージが上手になる人の特徴3選
を、お届けします!
その1「何も知らないテイで話を聞いている」
タイマッサージを学ぶ人は様々で、ボディワークをこれまでもやってきた人も多くいます。
サロンで既に働いてる人、他のスクールに通っていた人、中には他の国家資格や有名資格を持つ人も。
ただ、上手になる人は、最初の段階ではそれらを一切見せません。
何も知らないテイで、授業を聞いているのです。
なぜなら、
①人は「知ってる知ってる!」と思った瞬間に、インプットが止まるから。
そして、
②「知ってます!」と言った瞬間に、講師側も「あ、知ってるんだ」と思ってそれ以上の話が止まってしまうから。
(実は自分の知らない話がその後に続くはずだったら…と思うと怖いですよね)
特に別ジャンルの手技を持ってる人は、タイマッサージ独特の考え方に出会う前にそれをしてしまうともったいなさすぎるので要注意。
(そこに上達のエッセンスがあったりする)
さらに、「そうなんだぁ!!😳✨」の顔や相槌で話を聞いてると、先生からどんどん新しい話が出てくることがあります。笑
自分の知ってることは、一度情報を受け取った後に自分の中で統合・アレンジ・置き換えをすれば良いので、
一旦はまるっと受け止めるのがおすすめです。
その2「レッスンの時に予習・復習をしている」
人間って忘れる生きものですよね。
エビングハウスの忘却曲線というものもありますよね。
翌日には7割くらい忘れてしまうっていう検証結果です。
そして、人は3回聞いてやっと脳内に残ります。
「言ったのに伝わってない」とか「聞いたはずなのに覚えてない」という経験はありませんか?
なので、本来はレッスンも3回以上受講するとやっと「あぁ、そうか」ってなります。
とはいえ、なかなかそんなに時間が取れないのも現実。
そこで、うちの生徒さんがやっててすごいなって思ったのが、
①受講前にCCAの動画で何をやるのか予習している
②レッスン当日は、メモよりデモを見ることに集中している
(簡単なメモは動画で既にメモずみ。テキストのか所とデモを一致させる程度にテキストを見る)
③帰ってからまた動画を見たり授業中に撮った動画を見て、メモを書き直している
しかも、何度も授業中の動画を見返して、聞き落としていた、わたしの言葉の端々から新しい気づきを得ている
④何度でも復習レッスンに参加している
(うちは無料でモデル参加できます)
⑤友達やお客様で、覚えた技をどんどん試して、上手くいかないところを聞きに来る
インストラクターコースの方もやっぱり3回目くらいから、様子が変わります。
ちなみに、インストラクターにならない方でも、ご自身の学びのためにインストラクターコースを受講することもできます。
その3「染み入るまで学ぶ」
これは、わたしがやってたことです。
セラピスト1~2年目の頃は手技を沢山知りたくて、
あちこちのワークショップに参加して1.2個を覚えては
繋ぎ合わせたりしていました。
でも、成長はスローでした。
それが、CCA1つに一旦決めた時から一気に上達したなぁっていう体感があります。
どんな体感かというと、どんなお客様が来ても施術に迷わなくなったのです。
その内容は…
①1つのテキスト(CCA12345)をサラサラとできるようになるまでやる
(順番は忘れても、チラッとテキスト見ればすぐできる状態になればOK。その為には一旦丸覚えする)
②全ての手技が口頭で説明できる状態にする。特にライン。
③「もうできる」という状態になっても、機会さえあれば同じ授業を受ける。
(気づきのポイントが変わります)
ここまで来て、守破離の【守】ができたかなぁ。って感覚です。
そしてわたしがそこまでやれたのは、ことある事に
「基本が大事だよ」
と言ってくれた先輩セラピストがいたから。
その先輩には今でも感謝しています。
─────
というわけで、
以上が、チェンマイのスクールで1000時間以上授業に参加し、
日本でのべ100名以上の方にレッスンをさせていただき、
様々なセラピストさんの学ぶ姿を見てきたわたしが感じた、
タイマッサージが上手になる人の特徴3選でした!
ではまた!
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